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2018年7月の日記

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2018/07/19(木) Java SE 10.0.2、Java SE 8 Update 181 公開

マルチOS

Java SE 10.0.2、Java SE 8 Update 181 が 7 月 18 日に公開されました。8 件のセキュリティ欠陥が修正されています。Java SE をご利用の方は更新してください。

Java SE 7 以前の無償アップデートは終了しました。Java SE 7 以前をご利用の方は、Java SE 8 へ移行してください。またインストール中に「Search App By Ask」などの 3rd パーティーソフトのインストールを促されることがありますが、インストールしない事を推奨します。Java コントロールパネルの[詳細] タブの「Java のインストールまたは更新時にスポンサーのオファーを表示しない」をチェックすると、3rd パーティーソフトのインストールを促されたりしなくなります。

Java SE 7 Update 10 以降では、「Web ブラウザでの Java 無効化」を、Java コントロールパネルから簡単に設定できるようになりました。[セキュリティ] タブの「ブラウザで Java コンテンツを有効にする」のチェックを外すだけです。Web ブラウザ上では Java を利用しない場合は、このチェックを外しておいてください。チェックを外すことを強く推奨します。

関連キーワード: Java

2018/07/18(水) Microsoft 2018 年 7 月の月例セキュリティ更新プログラム

マルチOS

Microsoft から 2018 年 7 月の月例セキュリティ更新プログラムが 7月11日に公開されました。Internet Explorer / Edge, Windows, Office, SharePoint, ChakraCore, Flash Player, .NET Framework / ASP.NET, Microsoft Research JavaScript Cryptography Library, Skype for Business / Lync, Visual Studio, Wireless Display Adapter V2, PowerShell Editor Services / Extension for Visual Studio Code, Web Customizations for Active Directory Federation Servicesに関するセキュリティ欠陥が修正されています。

Windows Update / Microsoft UpdateWindows Software Update Services (WSUS) などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

注意

今回の月例セキュリティ更新プログラムには複数の不具合があり、それを修正するための更新プログラムが 7月17日に公開されています。

OS更新プログラム
Windows 7 SP1 / Server 2008 R2 SP1KB4345459
Server 2012KB4345425
Windows 8.1 / Server 2012 R2KB4345424
Windows 10, version 1607 / Server 2016KB4345418
Windows 10, version 1703KB4345419
Windows 10, version 1709KB4345420
Windows 10, version 1803KB4345421

また一部の .NET Framework 用更新プログラムについて不具合が発見され、7月17日に改定版が公開されています。

OS更新プログラム
Server 2012KB4340557
Windows 8.1 / Server 2012 R2KB4340558

7月16日以前に Windows Update 等を実施して月例セキュリティ更新プログラムをインストールされた方は、再度 Windows Update 等を実施し、更新プログラムをインストールしてください。

2018.07.20 追記

Microsoft が、不具合と対応についての解説ページを公開しました。

2018/07/18(水) Adobe Acrobat / Reader 更新版公開

マルチOS

Windows 版・Mac 版の Adobe Acrobat および Reader の更新版が 7 月 11 日に公開されました。104 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

次のバージョン以降であれば、セキュリティ欠陥が修正されています。

  • Acrobat DC / Acrobat Reader DC (Continuous Track): 2018.011.20055
  • Acrobat 2017 / Acrobat Reader DC 2017 (Classic 2017 Track): 2017.011.30096
  • Acrobat DC / Acrobat Reader DC (Classic 2015 Track): 2015.006.30434

更新する場合は、Adobe Acrobat および Reader のアップデート機能の利用を推奨します。手動で更新する場合、Adobe Acrobat および Reader のアップデータ / インストーラは以下のリンクから入手できます。

Adobe Acrobat および Reader はマルウェア(ウイルス)に狙われやすいプログラムの 1 つです。確実に更新してください。

なお、Acrobat / Adobe Reader XI のサポートは 2017.10.15 で終了しています。最新の Acrobat DC / Acrobat Reader DC にアップグレードしてください。龍谷大学では Adobe Creative Cloud を利用できます

関連キーワード: Acrobat

2018/07/18(水) Flash Player 30.0.0.134 公開

マルチOS

Adobe Flash Player 30.0.0.134 が 7 月 11 日に公開されました。2 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

次のバージョンが最新となります。

プラットホームバージョン
Desktop Runtime (Windows, Mac)30.0.0.134
Google Chrome (Windows, Mac, Linux, Chrome OS)30.0.0.134
Windows Server 2012 の Internet Explorer 1030.0.0.134
Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 1130.0.0.134
Windows 10 / Server 2016 の Internet Explorer 11 / Edge30.0.0.134
Linux30.0.0.134

Flash Player は狙われやすいソフトウェアの1つです。利用している方は速やかに更新してください。

なお、Flash Player 11.2 (Windows) / 11.3 (Mac OS X) 以降に備わっている自動更新機能については、Flash Player の自動更新について を参照してください。


Flash Player for Windows / Mac / Linux

Flash Player 30.0.0.134 は Adobe のダウンロードページから入手できます。また Windows / Mac / Linux 用のバイナリについて RINS web ページでも配布しています (学内からのみ入手可)。

プラットホームダウンロード
Windows (30.0.0.134)Internet Explorer (ActiveX) 用EXE ファイルMSI ファイル
Firefox (NPAPI プラグイン) 用EXE ファイルMSI ファイル
Opera (PPAPI プラグイン) 用EXE ファイルMSI ファイル
Mac (30.0.0.134)OS X 用DMG ファイル
Opera (PPAPI プラグイン) 用DMG ファイル
Linux (30.0.0.134)Firefox (NPAPI プラグイン) 用 RPM32bit 版64 bit 版
Firefox (NPAPI プラグイン) 用 tar.gz32bit 版64 bit 版
Opera (PPAPI プラグイン) 用 RPM32bit 版64 bit 版
Opera (PPAPI プラグイン) 用 tar.gz32bit 版64 bit 版

以下にご注意ください。

  • Flash Player 29 系列以前の更新は終了しました。Flash Player 30 系列に移行するか、あるいはアンインストールしてください。
  • Flash Builder、Flash Catalyst、Flash Professional 等開発ツール用のFlash Player はAdobe Flash Player Support Centerからダウンロードしてください。
  • Google Chrome に内蔵されている Flash Player は自動的に更新されます。ただし、Chrome 本体とは異なり、すぐには更新されないようです。強制的に更新することもできません。利用者は Flash Player が上記のバージョン以降に更新されていることをchrome://components/ から確認してください。更新されていない場合は、更新されるまで無効に設定することを推奨します。
  • Windows Server 2012 の Internet Explorer 10 専用版の Flash Player、Windows 8.1 / Server 2012 R2 / RT 8.1 の Internet Explorer 11 専用版の Flash Player、Windows 10 / Server 2016 の Internet Explorer 11 / Edge 用の Flash Playerの更新は Microsoft から提供されます。Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Servicesなどを利用して更新してください。Windows 7 のInternet Explorer 11 では、専用版ではなくInternet Explorer 汎用版を使用します。
  • Windows Server 2012 / 2012 R2 / 2016 の Flash Player については「デスクトップ エクスペリエンス」機能をインストールしている場合にのみ利用可能となります。また Windows Server 2016 では「リモート デスクトップ セッション ホストの役割」をインストールする必要があります。
  • Mac でインストールが途中で止まってしまう場合は、こちら を参照してください。

Flash Player for Android

Android 用の Flash Player の更新は終了しました。詳細は、Archived Flash Player versions の Flash Player for Android 4.0 archives と Flash Player for Android 2.x and 3.x archives を参照してください。


Flash Player バージョン確認方法

現在使用している Flash Player のバージョンは About Flash Player ページ (adobe) で確認できます。Internet Explorer、Firefox・Safari、Chrome、Opera とで個別に確認する必要があります。

関連キーワード: Flash Player