ようこそゲストさん

特に重要なセキュリティ欠陥・ウイルス情報

メッセージ欄

分類 【マルウェア関連】 で検索

一覧で表示する

2015/12/07(月) ランサムウェア TeslaCrypt(vvv ウイルス)について

ネット上で、ランサムウェア TeslaCrypt が「vvv ウイルス」として話題になっています。

ランサムウェアは、ファイルを暗号化した上で、身代金を要求するマルウェア(ウイルス)です。何年も前から、さまざまな種類が存在し、問題となっています。TeslaCrypt はそれらの中のとある1種類、というだけにすぎません。

TeslaCrypt 自体については、こちらの記事がいちばんまとまっていると思います。

ランサムウェアに対しては、以下のような、基本的な対処を実施して頂ければよろしいかと思います。

  1. アンチウイルスソフトをインストールし、更新状況を確認する
    龍大標準のアンチウイルスソフトは Symantec Endpoint Protection です。インストールし、ウイルス定義が日々更新されていることを確認してください。
    ただし、アンチウイルスソフトは、防衛に失敗する事が少なくありません。過信は禁物です。
  2. Microsoft Update を実行し、Microsoft ソフトウェアを最新の状態にする
    Windows Update コントロールパネルの「設定の変更」で、「Windows の更新時に他の Microsoft 製品の更新プログラムを入手する」をチェックすると、Microsoft Update になります。
  3. Flash Player や Java などの 3rd party ソフトウェアを最新の状態にする
    特に Flash Player が狙われやすいです。JVNバージョンチェッカ for .NET などを使うことで、更新状況を確認できます。
  4. 万が一に備えて、バックアップを取る
    ソフトウェアはインストールし直せば済みますが、データファイル(文書、写真など) はそうはいきません。データファイルのバックアップが重要です。
    バックアップ先はマウントし続けないようにしてください。マウントし続けると、バックアップもランサムウェアに暗号化されてしまいます。

さらに、以下の対処を実施すると、さらに防御力が増します。Windows 標準ブラウザ Internet Explorer では採用できない手法です。FirefoxChrome とあわせて適用してください。

2015/05/07(木) アンチウイルスソフトの移行について (マカフィー VSE →シマンテック SEP)

龍谷大学では、今年度から、標準のアンチウイルスソフトが、マカフィー社のVirusScan Enterprise (VSE) からシマンテック社の Symantec Endpoint Protection (SEP) に変更されました。

現在 VSE をインストールしてある端末については、VSE をアンインストールし、かわりに SEP をインストールしてください。詳細は、次のURL を参照してください。

以下の点にご注意ください。

  • Windows 用 SEP 全機能版をインストールすると、Windows 標準のファイアウォール機能が SEP 付属のファイアウォール機能に置き換わります。このため、ファイアウォールの再設定が必要になる場合があります。[状態] → [ネットワーク脅威防止] の [オプション] → [ファイアウォールルールの設定] から設定できます。
  • ファイルサーバーなど、ネットワークパフォーマンスを最大化したいサーバーには、基本機能のみ版のインストールを推奨します。
  • VSEについては、5月1日以降、ウイルス定義ファイルが更新されなくなっています。

お忙しい中、お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

問い合わせ先:RINS担当教員(内線7414)(担当:小島)

2014/03/19(水) VirusScan Enterprise 8.8 patch 4 登場

龍大標準のアンチウイルスソフト VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 の最新 patch である patch 4 が登場しています。Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 に対応しました。

インストール時の注意

新規インストールの場合は VSE 8.8 patch 4 同梱版をインストールしてください。既に VSE 8.8 patch 3 以前をインストール済の PC を patch 4 に更新する場合も、原則として次の手順を踏んでください。

  1. まず VSE 8.8 自身をアンインストールする
  2. 次に McAfee Agent をアンインストールする
  3. 再起動する
  4. 最後に VSE 8.8 本体 (patch 4 同梱版) を新規インストールする

ただし、32 bit 版の VSE 8.8 patch 1、または 64 bit 版の VSE 8.8 patch 2 については、patch 4 を適用できます。

詳細については、マカフィー VirusScan Enterprise 8.8 (学内からのみ閲覧可)を参照してください。

関連キーワード: VirusScan

2014.04.07 追記

VSE 8.8 patch 4 では、バッファオーバーフロー保護機能が強化された結果、パッチが適用されていない古いアプリケーションにおいて、バッファオーバーフローを検出することがあるそうです。

最新パッチの適用や、アプリケーションのアップグレードで対応できるそうです。そのような事象が発生した場合は、RINS 担当(内線 7414)にご相談ください。

2013/10/23(水) VirusScan Enterprise 8.8 patch 3 は Windows 8.1 および Server 2012 R2 には対応していません

Windows 8.1 および Server 2012 R2 が公開されました。

しかし龍大標準のアンチウイルスソフトである VirusScan Enterprise は、最新版 8.8 patch 3 においても Windows 8.1 および Server 2012 R2 には対応していません。12 月にリリースされる予定の 8.8 patch 4 において対応されます。Windows 8.1 および Server 2012 R2 へのアップデートはもうしばらくお待ちください。

今すぐ Windows 8.1 または Server 2012 R2 へアップデートしたい場合は、その前に VirusScan Enterprise をアンインストールし、OS 付属の Windows Defender を使用してください。

関連キーワード: VirusScan Enterprise

2014.01.21 追記

VSE 8.8 patch 4 の公開予定日は 2014 年 2 月 24 日(米国日付)に延期されています。

今すぐ Windows 8.1 または Server 2012 R2 へアップデートしたい、VSE 8.8 patch 4 の公開を待てないという場合は、上記したように OS 付属の Windows Defender を使用するか、あるいは暫定的に VSE 8.8 patch 3 をインストールしてください。その場合は、patch 4 が公開されたら、すぐに patch 4 を適用してください。

2014.03.19 追記

VSE 8.8 patch 4 の利用準備ができました。マカフィー VirusScan Enterprise 関連ドキュメント(学内からのみアクセス可)を参照してください。

2013/10/23(水) マカフィー VirusScan for Mac 9.6 登場、OS X Mavericks 対応

龍谷大学ではマカフィー社のアンチウイルスソフトをサイトライセンスしていますが、Mac 用のアンチウイルスソフトの最新版、マカフィー VirusScan for Mac 9.6 が登場しました。最新 OS である OS X Mavericks (10.9) に対応しており、最新のスキャンエンジン 5600 を搭載しています。大学予算で導入されている Mac にインストールできます。

以下の点に注意してください。

関連キーワード: VirusScan for Mac