Microsoft から 2008 年 10 月の月例セキュリティ修正プログラムが公開されました。
新たに公開されたセキュリティ修正は次の 11 種類です。
Microsoft Update や Windows Update、Microsoft Windows Software Update Services などを利用して修正プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。
以下の点に注意して下さい。
RINS の複数の機械に修正プログラムをインストールしてみましたが、特に問題は発生していません。
関連キーワード: Windows, Office, Office for Mac, Internet Explorer, Excel
2008.10.24 付で MS08-067 が緊急に追加公開されています。
上記と同様に適用してください。
この欠陥を悪用するウイルスも既に登場しています。龍大標準のアンチウイルスソフト、マカフィー VirusScan では DAT5414 で対応しています。DAT の更新状態を確認し、必要に応じて更新してください。
MS08-062 - 重要: Windows インターネット印刷サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (953155) に関して、Windows Vista と Windows Server 2008 for Itanium-based Systems 用の修正プログラムが Windows Update などから入手できるようになりました。Windows Vista または Windows Server 2008 for Itanium-based Systems の利用者は、Microsoft Update や Windows Update、Microsoft Windows Software Update Services などを再度実行して修正プログラムをインストールしてください。
また、トレンドマイクロのアンチウイルス製品を使用している場合、MS08-064 - 重要: 仮想アドレス記述子の処理の脆弱性により、特権が昇格される (956841) の適用後に再起動しないままにしておくと、Windows がブルー画面になってしまうことがあるそうです。
2008 年 10 月の月例セキュリティ修正プログラムを Microsoft Update や Windows Update、Microsoft Windows Software Update Services を利用して修正プログラムを適用している場合には、適用後に再起動を行っていると思いますが、トレンドマイクロのアンチウイルス製品の利用者は、念のために再起動しておいた方がいいかもしれません。
MS08-067 - 緊急: Server サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (958644) を悪用するワームが登場しています。
かつて蔓延した Blaster ワームと同様の攻撃性を有していると考えられます。まだ修正プログラムを適用していない場合は、早急に適用してください。