自動更新について

Last modified: Fri Feb 5 18:16:42 2010 +0900 (JST)


 龍谷大学ではファイアウォールを設置している関係で、そのままでは Windows の自動更新機能を利用できない場合があります。 ここでは、理工学部における、Windows の自動更新を利用するための設定について解説します。

Windows Vista / Server 2008 / 7 / Server 2008 R2 の場合

 Windows Vista / Server 2008 / 7 / Server 2008 R2 の場合は netsh winhttp コマンドを使います。

 まず、管理者権限で動作するコマンドプロンプトを起動します。

  1. 管理者権限のある利用者としてログオンします。

  2. スタートメニューから [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [コマンドプロンプト] をポイントします。

  3. 右クリックし、[管理者として実行...] を選びます。

 管理者権限で動作するコマンドプロンプトにおいて、WinHTTP のプロキシを設定します。

内容 コマンド (全てを 1 行で入力してください)
WinHTTP のプロキシ設定を確認する netsh winhttp show proxy
WinHTTP のプロキシを設定する netsh winhttp set proxy proxy-server="cache.st.ryukoku.ac.jp:8080" bypass-list="*.ryukoku.ac.jp;133.83.*"
WinHTTP のプロキシを、Internet Explorer のプロキシ設定と同じ内容に設定する netsh winhttp import proxy source=ie
WinHTTP のプロキシ設定を消去する netsh winhttp reset proxy

 通常は、Internet Explorer のプロキシを設定した後に netsh winhttp import proxy source=ie を実行するのがよいでしょう。

Windows XP / Server 2003 の場合

 Windows XP / Server 2003 の場合は、proxycfg を使って、自動更新のプロキシ設定を行います。以下を実行してください。

  1. administrator など、管理者権限のある利用者としてログオンします。
  2. proxyset.bat をダウンロードし、実行します。この batch ファイルで実行しているのは、proxycfg -p cache.st.ryukoku.ac.jp:8080 "*.ryukoku.ac.jp;133.83.*" というコマンドです。

 あるいは、次のようにしてください。

  1. administrator など、管理者権限のある利用者としてログオンします。
  2. その管理者権限のある利用者の Internet Explorer のプロキシ設定 が正常になされていることを確認してください。
  3. コマンドプロンプトを開きます。
  4. コマンドプロンプトから、proxycfg -u コマンドを実行します。 (実行例)

 以上でプロキシを設定できましたので、コントロールパネルの「自動更新」で自動更新を設定してください。

 なお、proxycfg による設定を取り消したい場合は、proxycfg -d を実行します。(実行例)

注意 Windows XP SP1 / Server 2003 gold には proxycfg.exe が付属していません。Windows XP SP2 / Server 2003 SP1 以降には付属しています。

Windows 2000 の場合

 Windows 2000 で自動更新を利用する場合は、次のようにして自動更新のプロキシ設定を行います。

  1. administrator など、管理者権限のある利用者としてログオンします。
  2. スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」から「gpedit.msc」を実行します。
  3. [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Windowsコンポーネント] - [Internet Explorer] の下の「コンピュータ別にプロキシを設定する (ユーザ別ではなく)」をダブルクリックして、「有効」に設定します。
  4. 上記 3. によってプロキシ設定がリセットされてしまうので、「プロキシ設定: Internet Explorer for Windows」に従って、もういちど設定します。

 以上でプロキシを設定できましたので、コントロールパネルの「自動更新」で自動更新を設定してください。

多数の PC を自動更新する場合

 多数の PC を自動更新する場合は、 Windows Software Update Services (WSUS) の利用を検討してください。


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