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2015/05/07(木) アンチウイルスソフトの移行について (マカフィー VSE →シマンテック SEP)

龍谷大学では、今年度から、標準のアンチウイルスソフトが、マカフィー社のVirusScan Enterprise (VSE) からシマンテック社の Symantec Endpoint Protection (SEP) に変更されました。

現在 VSE をインストールしてある端末については、VSE をアンインストールし、かわりに SEP をインストールしてください。詳細は、次のURL を参照してください。

以下の点にご注意ください。

  • Windows 用 SEP 全機能版をインストールすると、Windows 標準のファイアウォール機能が SEP 付属のファイアウォール機能に置き換わります。このため、ファイアウォールの再設定が必要になる場合があります。[状態] → [ネットワーク脅威防止] の [オプション] → [ファイアウォールルールの設定] から設定できます。
  • ファイルサーバーなど、ネットワークパフォーマンスを最大化したいサーバーには、基本機能のみ版のインストールを推奨します。
  • VSEについては、5月1日以降、ウイルス定義ファイルが更新されなくなっています。

お忙しい中、お手数をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします。

問い合わせ先:RINS担当教員(内線7414)(担当:小島)

2014/03/19(水) VirusScan Enterprise 8.8 patch 4 登場

龍大標準のアンチウイルスソフト VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 の最新 patch である patch 4 が登場しています。Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2 に対応しました。

インストール時の注意

新規インストールの場合は VSE 8.8 patch 4 同梱版をインストールしてください。既に VSE 8.8 patch 3 以前をインストール済の PC を patch 4 に更新する場合も、原則として次の手順を踏んでください。

  1. まず VSE 8.8 自身をアンインストールする
  2. 次に McAfee Agent をアンインストールする
  3. 再起動する
  4. 最後に VSE 8.8 本体 (patch 4 同梱版) を新規インストールする

ただし、32 bit 版の VSE 8.8 patch 1、または 64 bit 版の VSE 8.8 patch 2 については、patch 4 を適用できます。

詳細については、マカフィー VirusScan Enterprise 8.8 (学内からのみ閲覧可)を参照してください。

関連キーワード: VirusScan

2014.04.07 追記

VSE 8.8 patch 4 では、バッファオーバーフロー保護機能が強化された結果、パッチが適用されていない古いアプリケーションにおいて、バッファオーバーフローを検出することがあるそうです。

最新パッチの適用や、アプリケーションのアップグレードで対応できるそうです。そのような事象が発生した場合は、RINS 担当(内線 7414)にご相談ください。

2014/01/26(日) GOM Player の自動更新機能を悪用したマルウェア感染攻撃

Windows

人気のあるメディアプレイヤーソフト GOM Player の自動更新機能を悪用したマルウェア感染攻撃が話題になっています。

理工学部内でも各所で GOM Player が利用されているようです。読売新聞報道によると、中央省庁など行政機関を標的にした攻撃だった模様で、龍谷大学理工学部が標的になった可能性は小さいと考えられますが、GOM Player 利用者は念のため、次の処置を取ってください。

  • GOM Player のインストールフォルダにあるファイル GrLauncher.ini をメモ帳で開き、VERSION_FILE_URL が http://app.gomlab.com/jpn/gom/GrVersionJP.ini になっていることを確認する。なっていない場合はマルウェア感染のおそれがあります。
  • ユーザーのローカルフォルダ(%Appdata%\GRETECH\GomPlayer や %AppData%Roaming\GRETECH\GomPlayer)にあるファイル GrVersion.ini をメモ帳で開き、DOWN_URL が https://app.gomlab.com/jpn/gom/GOMPLAYERJPSETUP.EXE になっていることを確認する。なっていない場合はマルウェア感染のおそれがあります。
  • マカフィー VirusScan のウイルス定義ファイルが最新(記事執筆時点では DAT バージョン 7329)に更新されていることを確認し、ディスク全体をオンデマンドスキャンする。
  • 自動更新の安全性が確保されるまで、GOM Player の自動更新機能を無効に設定する。環境設定アップデート タブで「最新バージョンの自動チェック」のチェックを外します。

2013/10/28(月) OS X Mavericks v10.9 および OS X Server v3.0 公開、セキュリティ修正を含む

Mac

OS X Mavericks v10.9 および OS X Server v3.0 が公開されました。Mavericks は無償で、OS X Server v3.0 は有償(2000 円)での公開となっています。それぞれにセキュリティ修正が含まれています。OS X Server はこれまで、OS X とは別個の OS として販売されてきましたが、今後は OS X への追加ソフトウェアとなったようです。

セキュリティ修正を含む事、また無償または安価に更新できる事を考えると、アップグレードを推奨したいところですが、各種ニュースサイトを散見する限りでは、不具合および・または仕様変更が散見されたり、アプリケーションが対応していない事例が散見されたりするようです。ご注意ください。

OS X Mountain Lion (v10.8) 以前のサポートが今後どうなるのかはよくわかりません。

龍谷大学標準のアンチウイルスソフト、マカフィー VirusScan for Mac は、バージョン 9.6 で OS X Mavericks に対応しています

関連キーワード: Mavericks

2013.12.23 追記

OS X Mavericks v10.9.1 が 2013.12.16 に公開されました。この間、OS X v10.7 および v10.8 に対する OS のセキュリティ更新はされませんでした。OS X v10.6 がたどった状況から類推すると、次のようになっていると考えます。

  • OS X v10.9 については通常通り更新される。
  • OS X v10.7 および v10.8 については、主に Safari のみ更新される。極めて重大なセキュリティ欠陥が明らかになった場合についてのみ、OS についても更新される。
  • OS X v10.6 については完全に更新終了。

OS X v10.6.8 から v10.9 へは無料で更新できますので、更新を強く推奨します。

  • VirusScan for Mac 9.5 以前をインストールしてある場合は、アンインストールしてください。これらは v10.9 に対応していません。
  • App Store から v10.9 をダウンロード、インストールします。
  • あらためて VirusScan for Mac 9.6 をインストールします。

2014.02.27 追記

OS X Mavericks v10.9.2 および Security Update 2014-001 が公開されました。どうやら OS X v10.7.5、v10.8.5 はひきつづき維持されているようです。しかし v10.6.8 については更新終了となったようです。

2013/10/23(水) VirusScan Enterprise 8.8 patch 3 は Windows 8.1 および Server 2012 R2 には対応していません

Windows 8.1 および Server 2012 R2 が公開されました。

しかし龍大標準のアンチウイルスソフトである VirusScan Enterprise は、最新版 8.8 patch 3 においても Windows 8.1 および Server 2012 R2 には対応していません。12 月にリリースされる予定の 8.8 patch 4 において対応されます。Windows 8.1 および Server 2012 R2 へのアップデートはもうしばらくお待ちください。

今すぐ Windows 8.1 または Server 2012 R2 へアップデートしたい場合は、その前に VirusScan Enterprise をアンインストールし、OS 付属の Windows Defender を使用してください。

関連キーワード: VirusScan Enterprise

2014.01.21 追記

VSE 8.8 patch 4 の公開予定日は 2014 年 2 月 24 日(米国日付)に延期されています。

今すぐ Windows 8.1 または Server 2012 R2 へアップデートしたい、VSE 8.8 patch 4 の公開を待てないという場合は、上記したように OS 付属の Windows Defender を使用するか、あるいは暫定的に VSE 8.8 patch 3 をインストールしてください。その場合は、patch 4 が公開されたら、すぐに patch 4 を適用してください。

2014.03.19 追記

VSE 8.8 patch 4 の利用準備ができました。マカフィー VirusScan Enterprise 関連ドキュメント(学内からのみアクセス可)を参照してください。