Microsoft Internet Explorer 3.x for MS Windows95/NT 4.0 の設定においては、 2 つの段階を踏まなくてはなりません。 第一の段階は Internet Explorer 自体の設定です。 第二の段階は PowerUp Internet Explorer での設定です。
MS Windows95/NT 4.0 用の Internet Explorer の設定機能には問題があり、 重要な設定項目が設定できません。 これを PowerUp Internet Explorer で補う必要があるのです。
メニューバーの「表示」メニューから「オプション」を選択します。 すると、オプション設定ウィンドウが表示されます。
「接続」タグをクリックします。接続情報設定画面となります。
「プロキシサーバ経由で接続する」にチェックし、 「設定...」をクリックします。
上記操作でプロキシ (proxy: 代理の意) 設定ウィンドウが表示されます。
種類: HTTPの「使用するプロキシのアドレス」欄に cache.st.ryukoku.ac.jp、 「ポート」欄に 8080 と入力します。 「全てのプロトコルに同じプロキシサーバを使用する」 をチェックします。 さらに、「例外」欄には *.ryukoku.ac.jp と入力します。「例外」の設定内容が Netscape Navigator の場合とは異なることに注意してください。
入力が終ったら、プロキシ設定ウィンドウの「OK」をクリックします。 プロキシ設定ウィンドウは消えます。
オプション設定ウィンドウの「OK」をクリックすると、以上の情報が設定されます。
まず PowerUp Internet Explorer を入手する必要があります。 PowerUp Internet Explorer は FURUKAWA, Akihito さん作のフリーソフトウェアで、 FURUKAWA さんのホームページや龍谷大学 anonymous FTP サーバから入手することができます。 1998.05.01 現在の最新版は 2.8 です。
ここまでの設定ができていれば、 Internet Explorer 自身を用いて PowerUp Internet Explorer を入手することができるはずです。 ぜひとも Internet 経由で入手してみましょう。
PowerUp Internet Explorer は LHa 形式でアーカイブされています。 これを展開するには LHasa などのツールを用いればよいです。 龍谷大学 anonymous FTP サーバからも入手できます。 1998.05.01 現在の最新版は 0.11 です。 この文書の筆者は LHasa を使っていますが、たいへん快適です。
アーカイブを展開するといつかのファイルが現れます。 まずは README.TXT をひととおり読んでください。 インストールのしかた、使いかたなどが記載されています。
ではインストールします。 POWERIE.INF ファイルをクリックし、 マウス右ボタンをドラッグするとウィンドウが現れますから、 「インストール」を選択します。 選択すると、自動的にインストールされます。
インストールが成功すると、 コントロールパネルに、ライオンの形をした 「パワーアップインターネットエクスプローラ」アイコンが現れます。
では設定しましょう。 「パワーアップインターネットエクスプローラ」アイコンをダブルクリックします。すると、設定ウィンドウが現れます。
「インターネットエクスプローラ」タグをクリックします。 「貴方のメールアドレス」という欄があるので、 ここに各自の電子メールアドレスを設定します。
設定したら「OK」をクリックします。 設定ウィンドウが消えます。
Internet Explorer が起動中であれば、一旦終了して再起動します。 これで、PowerUp Internet Explorer の設定が Internet Explorer に反映されます。
PowerUp Internet Explorer には、上記の他にもさまざまな便利な機能があります。 詳細については README.TXT をよく読んでください。