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龍大標準のアンチウイルスソフト、VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 に DAT6807 または DAT6808 を適用したことがある場合に、VSE 8.8 が動作不良となることが明らかになりました。
VSE 8.7i にはこの欠陥は存在しません。使用している VSE のバージョンの確認については、VirusScan のバージョン確認 (学内からのみ閲覧可) を参照して下さい。なお、VSE 8.5 以前については、既にサポートを終了しています。早急に VSE 8.7i または VSE 8.8 に更新して下さい。
この欠陥の影響を受けると、一見、正常に動作しているように見えるのですが、実際にはオンアクセススキャナが機能せず、ウイルスをダウンロードしたり実行したりしたときに見逃してしまうという重大な障害が発生します。RINS でも、欠陥の影響を受けた端末の存在を確認しています。
この欠陥は DAT6809 で修正されていますが、一旦 DAT6807 または DAT6808 を適用してしまうと、DAT6809 にアップデートしても欠陥の影響が残ります。DAT6806 以前から一気に DAT6809 以降にアップデートした場合には、この欠陥の影響は受けません。
DAT6807 または DAT6808 を適用したことがあるかどうかは、VSE の AutoUpdate のログを確認する事でわかります。
Hotfix 793640 を適用するには、VSE88HF793640.Zip ファイルをダウンロードします(学内からのみダウンロード可。学外からは こちらから ダウンロードしてください)。ZIP ファイルを展開すると VSE88HF793640.exe が現れますので、管理者権限のあるユーザで実行して下さい。
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Hotfix 793640 のかわりに Hotfix 793781 でも代替できます。この場合は、