[0]RINSからのおしらせ
2017/07/05(水)ネットワークに接続されたプリンターやNAS、ビデオカメラ等の出荷時パスワードを変更してください
パソコンやサーバーだけでなく、無線 LAN ルーターやプリンター、ビデオカメラやスマート TV などといった、さまざまな機器(IoT 機器)がネットワークに接続されることがあたりまえの時代となりました。加えて、ネットワークハードディスク (NAS) のような、モニター画面を持たないサーバーが一般化し、広く利用されるようになりました。
多くの場合、これらの機器には Web サーバーが内蔵されており、Web ブラウザーを介して設定・利用します。ネットワークに接続されていますので、
- 出荷時のパスワードのまま利用する
- パスワードを設定しないまま利用する
- アクセス制限を設定しないまま利用する
と、情報漏洩やマルウェア(ウイルス)への感染といった、意図しないセキュリティ問題が発生するおそれがあります。被害者となるだけでなく、他者を攻撃するための踏み台として利用されてしまうこともありえます。
IoT 機器や NAS などに関して、以下の点を各自で確認し、必要に応じて設定してくださるよう、お願いいたします。
- 出荷時のパスワードのまま利用している場合は、パスワードを変更してください。
8文字以上の、
単語ではない、
キーボード上で連続していない、
同じ文字の繰り返しではない、
それぞれの機器専用の
文字列を設定し、厳重に保管することを推奨します。最近は、パスワード管理に特化した手帳も販売されています。 - パスワードを設定しないまま利用している場合は、上記と同様に、パスワードを設定してください。
- パスワードを設定・変更できない機器の場合は、買い替えることを強く推奨します。ファームウェアの更新によって対応できるようになる場合がありますので、開発元が提供する情報をご確認ください。
- 接続元 IP アドレスなどを利用したアクセス制限を行える機能があるならば、アクセス制限を設定してください。設定できる内容は機器に依存します。
- 特に NAS については、ファームウェアが頻繁に更新されています。セキュリティ欠陥の修正が含まれる場合も多々あります。原則として、最新のファームウェアに更新してください。
パスワードの強度を確認したい場合は、あなたのパスワードの強度は? (Microsoft) をご利用ください。「普通」以上となるパスワードを推奨します。
その他、不明な点があれば、RINS 担当 (内線 7414) にご相談ください。
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