UNIX 全般

　UNIX 一般の last コマンドでは、月日と時間しか表示されません。 以下は FreeBSD 3.2-RELEASE での例です。

% env LANG=C last -2
kjm              ttyv0                     Wed Aug  4 10:29   still logged in
root             ttyv0                     Wed Aug  4 10:25 - 10:29  (00:04)

　しかし、GNU acct パッケージに付属の last コマンドでは、-y オプションを指定することにより年も表示できます。以下は SunOS 4.1.3_U1 上の acct-6.3.2 付属の last コマンドの出力です。

% last -2 -y
kjm      ttyp0    hero2.st.ryukoku Fri Aug  6 1999 10:37   still logged in
ftp      ftp      p29-max18.syd.ih Fri Aug  6 1999 10:31 - 10:31  (00:00)

　FreeBSD 3.2-RELEASE の last コマンドで -y をサポートしたいなら、 patch freebsd-3.2-last.diff を適用します。 ただしこの patch には Y10K BUG (笑) が含まれています。 適用すると、こんなことができます。

% env LANG=C last -2 -y
kjm              ttyv0                     Wed Aug  4 1999 10:29   still logged in
root             ttyv0                     Wed Aug  4 1999 10:25 - 10:29  (00:04)