Last modified: Fri Nov 6 13:49:47 2026 +0900 (JST)
Security Watch さんが店じまいされてしまったので、 個人で追いかけてみるテストです。 備忘録として書いておくつもりなので、 Security Watch さんのような詳細なものではありません。 基本的なターゲットは UNIX、Windows、Mac OS (priority 順) とします。 また、このページの内容はどのページにも増して無保証であることを宣言しておきます。全ての情報が集まっているわけもありません。
ここに載せる情報については、可能な限り 1 次情報源へのリンクを作成しておきます。 各自で 1 次情報源の内容を確認してください。 このページの内容をくれぐれも鵜飲みにしないように。 間違いを発見された方、記載されていない情報をご存知の方、ぜひおしえてください。よろしくお願いいたします。
このページの情報を利用される前に、注意書きをお読みください。
[ 定番情報源 ] 過去の記事: 2026 | 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 | 2006 | 2005 | 2004 | 2003 | 2002 | 2001 | 2000 | 1999 | 1998
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「Scan Security Wire」 主催の SCAN Security Wire NP Prize 2001 を受賞しました。 |
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「ネットランナー」の ベスト・オブ・常習者サイト 2003 で金賞を、ベスト・オブ・常習者サイト 2004 で銀賞を受賞しました。 |
復刊リクエスト受付中:
ジェイムズ.F.ダニガン「 新・戦争のテクノロジー」(現在58票)
中山信弘「ソフトウェアの法的保護」 (現在112票) (オンデマンド購入可)
陸井三郎訳・編「ベトナム帰還兵の証言」 (現在109票)
林克明「カフカスの小さな国 チェチェン独立運動始末」 (現在175票)
田中徳祐「我ら降伏せず−サイパン玉砕戦の狂気と真実」 (復刊決定)
RSS に対応してみました。
小ネタは含まれていません。「政治ねたウゼェ」という人は RSS ベースで読むと幸せになれるでしょう (ウザくない人は こっちの RSS がよいかもしれません)。
RSS 1.0 ですので、あくまで RDF Site Summary です。
G現在は Really Simple Syndication には対応していません。
今すぐ Really Simple Syndication がほしい人は、のいんさんによる
Web サイトの RSS を勝手に出力するプロジェクト
……のものがうまくいっていないようなので、
セキュmemoのRSS生成
をご利用ください。Tamo さん情報ありがとうございます。
Portable OpenSSH 10.6p2 公開。 Alpine Linux など musl libc と組み合わせた場合に発生する重大な欠陥が修正されている。
sshd(8): avoid password authentication bypass that is exploitable through sshd(8) that affects some Linux systems when built and run with PAM support disabled. We consider the root cause of this bug to be outside sshd, but it is exploitable via sshd and can be avoided there.
関連:
*sshole (sshhole.com)。 発見者による解説。
so openssh on musl linux (alpine, openwrt, buildroot, yocto, and a lot of the docker images you've pulled) has had a little problem since 2016.
組込方面でよく使われているらしい musl libc は、 ふつうの libc とは異なる仕様を持っているのですね。 crypt(3) が失敗時に NULL ではなく '*' を返すとは。 知らんかった。
accounts that should never take a password at all (root, your key-only deploy user, ldap users, the default user on alpine's aws and azure images) take any password longer than 256 characters.
257 文字ツッコんでやるだけで root アカウント get だぜ。
Security advisory: openssh-server password authentication bypass (Alpine Linux, 2026.11.05)。Alpine Linux による Advisory。
本欠陥が発現する条件は:
- You run the Alpine openssh-server package, which is built without PAM, or you run openssh-server-pam with UsePAM no. (openssh-server-pam with UsePAM yes is not affected.)
- PasswordAuthentication is yes (the OpenSSH default, unless you changed it). The machine has an account whose password field is *. This includes:
- root, which ships as root:* in the base image since about Alpine 3.16. OpenSSH’s default PermitRootLogin prohibit-password protects root, so root is only reachable if PermitRootLogin yes is set. That does not help if another account that can log in is able to become root, for example through doas.
- Any key-only user created with adduser without a password, or with usermod -p '*'.
- Users coming from a directory service through musl-nscd (nslcd, winbind, sssd), since they have no shadow entry.
- The alpine user in the official tiny-cloud images (see below).
- At least one local account has a $5$ or $6$ password hash.
Alpine 3.21.10, 3.22.8, 3.23.8 and 3.24.4 released (Alpine Linux, 2026.11.05)。本件が修正されたバージョンを公開。
musl libc。 musl libc 的には本件に関連する修正は無いみたい。 仕様です。
あと、crypt(3) の失敗時の挙動って、実はいろいろなんですね。 知らんかった。
FreeBSD 14.5 crypt(3) (FreeBSD)
The crypt() and crypt_r() functions return a pointer to the encrypted value on success, and NULL on failure. Note: this is not a standard behaviour, AT&T crypt() will always return a pointer to a string.
Debian bookworm crypt(3) (Debian)
The behavior of crypt on errors isn't well standardized. Some implementations simply can't fail (except by crashing the program), others return a null pointer or a fixed string. Most implementations don't set errno, but some do. POSIX specifies returning a null pointer and setting errno, but it defines only one possible error, ENOSYS, in the case where crypt is not supported at all. Some older applications are not prepared to handle null pointers returned by crypt. The behavior described above for this implementation, setting errno and returning an invalid hashed passphrase different from setting, is chosen to make these applications fail closed when an error occurs.
crypt(3p) posix man page (unix.com)
Upon successful completion, crypt() shall return a pointer to the encoded string. The first two bytes of the returned value shall be those of the salt argument. Otherwise, it shall return a null pointer and set errno to indicate the error.
https://git.musl-libc.org/cgit/musl/tree/src/crypt/crypt_des.c (musl libc)
return (setting[0]=='*') ? "x" : "*";
》 Ubuntuが特定のCVEに対応できているかの確認方法 (gihyo.jp, 11/5)
CVE番号に対するUbuntuの対応状況を確認する上で最も簡単な手段が「proコマンドの利用」です。これはUbuntuのサポートサービスである「Ubuntu Pro」を利用するためのツールではありますが、Ubuntu Proに加入しなくても利用できます。
》 OpenAI、Linuxカーネルを最新セキュリティAIモデルで調査、ローカル権限昇格の脆弱性948件を実証 (gihyo.jp, 11/5)
》 日米セキュリティ・法執行機関対話(Japan-U.S. Security and Law Enforcement Dialogue)の開催結果について (警察庁, 11/2)
》 アメリカ当局がNVIDIAのフアンCEOと親しいデータセンター企業幹部を中国のスパイだと断定 (gigazine, 10/30)
》 Raspberry Piが再び値上げで16GBモデルが6万円超えに、発売時の3倍以上に高騰 (gigazine, 11/4)
》 イーロン・マスクは中間選挙に700億円以上を費やしたが応援した候補はほぼ敗北 (gigazine, 11/5)
》 ユミルリンクのメール配信サービス「Cuenote」への不正アクセスについてまとめてみた (piyolog, 11/4)
》 アララのメール配信サービス「アララ メッセージ」への不正アクセスについてまとめてみた (piyolog, 11/5)
》 「勝利の女神:NIKKE」のPCランチャー経由の不正プログラム配布についてまとめてみた (piyolog, 11/5)
公式CDNのスクリプトは9月27日15:41から15:42にかけて改ざんされ (中略) 利用者のPCへの不正プログラムの配布が始まったのは10月30日03:52で*1、異常を確認したのは11月4日。
》 「OpenSSL 4.1」が公開、メディア配信などに適した暗号化プロトコル「DTLS 1.3」に対応 (窓の杜, 11/5)
次回のリリースは、2027年4月の「OpenSSL 4.2」。このバージョンは長期サポート版となる予定だ。
》 芦田愛菜主演『南田南弁護士は天才肌』第3話で衝撃展開…大反響「ドラマなのに悔しすぎて涙が止まらない」「これ差別だよ」 (オリコンニュース / Yahoo, 11/2)。「同作は、Netflixシリーズ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本版リメイク」。あっ、そうなのですね。
》 お名前 .com デスクトップクラウドへの不正アクセスについてまとめてみた (piyolog, 10/29更新)
》 攻撃者は、なぜ自分の証拠を公開したのか ― お名前.com デスクトップクラウド事件を一次資料で追う (まもるHacker, 10/26)
》 中国メーカー、出荷前のAndroid端末に犯罪用のバックドアを設置か Googleが取引停止 (ITmedia, 11/4)、 Shutting the Door on the XCPE Botnet (Google, 11/3)。DeepL AI 訳:
先週、Googleと業界パートナーは、130万台以上のセットトップボックスをボットネットに組み込んだXCPEバックドアを無力化しました。(中略)
Videostrongは、犯罪組織の提携先にアクセス権を販売し、それらの提携先が提供するマルウェアモジュールを感染デバイスに読み込むことで、このバックドアから収益を得ていました。これらの二次モジュールは、広告詐欺を実行したり、感染デバイスを住宅用プロキシネットワークに密かに登録したり、XCPEに侵害されたデバイスに追加のマルウェアを読み込んだりしていました。また、これらの提携モジュールを運用するコマンド&コントロール(C2)ドメインを無力化するための措置も講じました。これらの提携組織はそれぞれ、XCPE以外にもモジュールを配布するための多様なチャネルを有しているため、C2ドメインを閉鎖することで、少なくともさらに1,000万台の侵害されたデバイスへのアクセスが遮断されると見込んでいます。
Videostrong社は難読化技術を用いて当社のテストの抜け穴を悪用し、デバイスの初回起動後に悪意のあるコードをロードしました。この結果、Googleは今後同様の行為からより確実に防御できるよう、既存の審査プロセスに変更を加えました。
》 「e-Tax」再開 安全性確認、納税者の情報漏えいなし (ITmedia, 11/5)
直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起 (2026.10.08)
相次ぐWEBシステムからの情報漏洩事案について(第2報) (マクニカ セキュリティ研究センター, 2026.11.03)
■実行犯はどのようなグループか筆者が思い描くのは、国家を背景とするAPT(標的型攻撃)グループやランサムウェアなどで長年活動してきたプロのサイバー攻撃者ではなく、ここ数年で新規参入した「野良のサイバー犯罪者」です。単独犯や不特定多数のグループではなく、手法や狙う対象が微妙に異なる、限定的な数の複数クラスタが存在するように感じています。
Linux Kernelの脆弱性(Critical: CVE-2026-98432) (2026.11.04)
関連:
AlmaLinux: CVE-2026-98432: Patched kernels released 。更新版公開済。
Debian GNU/Linux: CVE-2026-98432。更新版公開済。
RHEL: CVE-2026-98432。更新版公開済。
Raspberry Pi OS: CVE-2026-98432 (forums.raspberrypi.com)。 rpi-update を使うと対応カーネルを入手できる。 apt からはまだ入手できない。手元のラズパイ3 (Debian GNU/Linux 13 (trixie)) で rpi-update してみた結果:
$ uname -a
Linux usbcheck1 6.18.59-v8+ #2015 SMP PREEMPT Mon Oct 26 19:25:04 GMT 2026 aarch64 GNU/Linux
rpi-update、 ラズパイ4 Debian 12 (bookworm) で実行しても 6.18.59-v8+ が降ってきますね。 実施前は 6.12.109+rpt-rpi-v8+ でした。
Rocky Linux: 更新版公開済。
SUSE: CVE-2026-98432。更新版公開済。
Ubuntu: Fixes available in -proposed pocket for CVE-2026-98432。 一般公開はまだ。-proposed ポケットに対応版が用意されている。
Security release for psqlodbc (PostgreSQL, 2026.11.02)
pgAdmin 4 v9.19 Released (PostgreSQL, 2026.10.31)
CGI versions before 5.00 for Perl (20 CVEs) (oss-sec ML, 2026.11.04)
CVE-2026-109518: RCE in apt(1) (DSA 6607-1) (oss-sec ML, 2026.11.04)
libexpat 2.10.0 fixes two vulnerabilities (oss-sec ML, 2026.11.02)
2026年11月のAndroidセキュリティ情報、216件の脆弱性 ~ユーザー操作なしでリモートコード実行のおそれ (窓の杜, 2026.11.04)
Rails Versions 8.0.5.2 and 8.1.4.1 have been released! (Ruby on Rails, 2026.11.04)。21 件のセキュリティ修正を含む。
》 本法人Webシステムへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせ (大学コンソーシアム大阪, 10/28)
》 デジタル社会の鍵としての生体認証 (バイオがまじわる日常, 10/26)
》 「飲むヒアルロン酸」は本当に効くのか? (バイオがまじわる日常, 10/29)
生化学の基礎知識を持つ人なら、当然のように思い浮かぶ素朴な疑問があります。「分子量が数十万から数百万ダルトンにも達する巨大な糖鎖ポリマーが、消化管で分解されずに吸収され、真皮や関節軟骨といった標的組織まで届いて機能することなどあり得るのか」「そもそも、飲むヒアルロン酸は全く意味がないのではないか。」という直感に基づく疑問です。
最近、この問いに新しい光を当てる研究が相次いで発表されています。そこから見えてきたのは、「飲めば肌が直接うるおう」という単純な話でもなければ、「飲んでも無意味」という切り捨てでもない、もう少し複雑で興味深いことです。今回は、こうした比較的新しい論文を手がかりに、飲むヒアルロン酸の「いま分かっていること」と「まだ分かっていないこと」を整理します。
》 オオシロカラカサタケ:温暖化と環境変化が生んだ誤食中毒キノコ (バイオがまじわる日常, 9/21)。長雨が続いていたときに出てきてた奴。 近所の公園でも確認できた。
ハッカーがサイバー攻撃でスーパーの冷蔵庫を50℃まで加熱 (2026.10.14)
同様事例が欧州各地で発生。
欧州7カ国のスーパー冷蔵・冷凍庫にサイバー攻撃 大量の食品が廃棄に (BBC, 2026.11.03)
Shop fridges and freezers across Europe hit by fresh suspected cyber-attack (Guardian, 2026.11.02)
今回のフランスでの攻撃では、ハッカーたちは主にデンマークのダンフォス社が供給した制御装置を乗っ取った。(中略)
パリ検察庁は、フランス国内で発生したこの攻撃について正式な捜査を開始し、セバスチャン・ルコルヌ首相は、フランスの国家サイバーセキュリティ機関であるANSSIに対し、調査を行うよう指示した。
同機関はその後、 他の2社の制御装置を使用しているスーパーマーケットもこの攻撃の標的となっていたと報告したが、当局は事件の背後に誰がいる可能性があるかについては明らかにしていない。犯行声明は出されていない。
CERTFR-2026-ALE-012 にある「他の2社」は Copeland xweb と Dixell xweb 。
JVNVU#91929515 Copeland製XWEB PROにおける複数の脆弱性 (JVN, 2026.02.27)。RCE 等可能。
Chilling Discoveries: Unpacking Vulnerabilities in Copeland XWEB Pro Controllers (claroty team82, 2026.08.09)。 Danfoss のと同様に、 こちらも team82 ですね。
例のやつの件ですが、問題はこれ:
緩和策に対する誤解(Ubuntuのブログより)下記の「パケットフィルタ系の緩和策」は一部の攻撃にしか効かない(Anthropicsの出した情報のMPTCPに着目した攻撃にしか効かない)とUbuntuが出しています。
Anthropicsの発表が誤解を産んでいたそうで、今回の脆弱性の悪用にはMPTCPの使用は関係なく、パケットを叩き落とすのでは対策にならない模様です。現在のところ、Kernelの更新かLivePatchが一番確実です。
Ubuntuの発表はこちらになります。以下、機械翻訳です。
「MPTCPを無効にする対策が様々な情報源から推奨されていますが、CVE修正はMPTCPに特化したものではないことにご注意ください。これらの推奨事項は、Anthropicが生成した未公開のエクスプロイトがMPTCPを使用していると説明されているという事実のみに基づいています。他に生成または公開されたエクスプロイトは知られていません。」
こちら: Fixes available in -proposed pocket for CVE-2026-98432 (ubuntu, 2026.11.02)
Impact of CVE-2026-98432
The vulnerability affects the IPv4 TCP connection handling in the Linux kernel and can lead to remote code execution. The yet-unreleased exploit generated by Anthropic is described as using Multipath TCP (MPTCP), although the vulnerability is not specific to MPTCP. At the time of writing, no other exploit is known to have been generated or published.
(中略)
Mitigations for CVE-2026-98432
Mitigations that disable multipath TCP (MPTCP) are being recommended by various sources, but please note that the CVE fix is not specific to MPTCP. The recommendations are based exclusively on the fact that the yet-unreleased exploit generated by Anthropic is described as using MPTCP; no other exploit is known to have been generated or published. The Ubuntu Security Team believes that security updates are the only appropriate mitigation. For Ubuntu 22.04 LTS and newer, these are currently in qualification testing and available in the -proposed pocket, as mentioned above.
Ubuntu では -proposed に新カーネルが用意されたそうで、 利用方法も Fixes available in -proposed pocket for CVE-2026-98432 に記載されている。 示されているコマンドラインは手元では若干うまく動かない部分があったが、まあ考えれば理解できる。
(他のディストリについて追記予定)
関連:
AlmaLinux: CVE-2026-98432: Patched kernels released 。更新版公開済。
Debian GNU/Linux: CVE-2026-98432。更新版公開済。
RHEL: CVE-2026-98432。更新版公開済。
Raspberry Pi OS: CVE-2026-98432 (forums.raspberrypi.com)。 rpi-update を使うと対応カーネルを入手できる。 apt からはまだ入手できない。手元のラズパイ3 (Debian GNU/Linux 13 (trixie)) で rpi-update してみた結果:
$ uname -a
Linux usbcheck1 6.18.59-v8+ #2015 SMP PREEMPT Mon Oct 26 19:25:04 GMT 2026 aarch64 GNU/Linux
rpi-update、 ラズパイ4 Debian 12 (bookworm) で実行しても 6.18.59-v8+ が降ってきますね。 実施前は 6.12.109+rpt-rpi-v8+ でした。
Rocky Linux: 更新版公開済。
SUSE: CVE-2026-98432。更新版公開済。
Ubuntu: Fixes available in -proposed pocket for CVE-2026-98432。 一般公開はまだ。-proposed ポケットに対応版が用意されている。
出ました。
Stable Channel Update for Desktop (Google, 2026.11.03)。Chrome 157.0.8103.38 for Linux および 157.0.8103.38/.39 for Windows / Mac。 213 件のセキュリティ修正を含む。
Chrome for Android Update (Google, 2026.11.03)。Chrome 157 (157.0.8103.38) for Android。
2026.10.27 付で Firefox 159.0 / ESR 153.6.0 / ESR 115.44.0、 Firefox for Android 159、 Thunderbird 159.0 / 153.6.0esr が公開されました。
Firefox 159 がリリースされた (mozillaZine, 2026.10.28)
Firefox for Android 159 がリリースされた (mozillaZine, 2026.10.28)
Thunderbird 159 がリリースされた (mozillaZine, 2026.10.28)
2026.11.03 付で Firefox 159.0.1、Firefox for Android 159.0.1 が公開されました。
Firefox 159.0.1、Firefox for Android 159.0.1 がリリースされた (mozillaZine, 2026.11.04)
2026.10.28 に公開された WordPress 7.1.4 および 7.0.8 / 6.9.11 / 6.8.12 / 6.7.11 / 6.6.11 / 6.5.14 / 6.4.14 / 6.3.14 / 6.2.15 / 6.1.16 / 6.0.18 / 5.9.20 / 5.8.19 / 5.7.21 / 5.6.23 / 5.5.24 / 5.4.25 / 5.3.27 / 5.2.30 / 5.1.28 / 5.0.31 / 4.9.35 / 4.8.34 / 4.7.39 において修正されている「WordPress のアップグレード処理における脆弱性で、アップグレードの実行中にリモートコード実行につながるおそれがある問題 (Umut Bayram が報告)」 CVE-2026-119977 が KEV カタログに掲載されたそうで。 WordPress をご利用の方は、各自の WordPress が上記バージョンにアップデートされていることをご確認ください。なっていなければ、すぐに手動アップデートを実施してください。
》 漏えいが起きたときに最初に読んでほしい章を、発売前に公開します (思い出したいことがある, 10/16)。 個人情報保護法に基づくインシデント対応の実務 (有斐閣)。
3.使い方
個人情報保護委員会への報告フォームはこちらです、以下のPDFを見ながら内容を埋めていってください。
第1部第1章_総論_原稿.pdf
》 電子漫画「ピッコマ」 顧客のメールアドレス約100万件流出 (NHK, 10/25)
株式会社ラクスライトクラウドのメール配信システム「ブラストメール」への不正アクセスによるお客様のメールアドレス流出に関するお知らせとお詫び(第1報) (kakaopiccoma, 10/24)
株式会社ラクスライトクラウドのメール配信システム「ブラストメール」への不正アクセスによるお客様のメールアドレス流出に関するお知らせとお詫び(第2報) (kakaopiccoma, 10/28)
【第2報】当社子会社が提供する「ブラストメール」における不正アクセスによる情報漏えいおよびサービス停止について (ラクス, 10/21)。10/28追記あり。「ラクスグループの他サービスへの影響について」。
本件に関する、ラクスグループの他クラウドサービスへの影響および、これらのサービスをご利用のお客さまの情報漏えいは、現時点で確認されておりません。
【重要】ブラストメールの緊急停止および個人情報漏えいに関するお詫びとご報告(2026年11月3日12時00分更新) (ブラストメール, 11/3)
■サービス再開について
【11月11日頃】のサービス再開を目指して対応中ですが、今後の調査進捗や検証状況により日程が前後・変動する可能性がございます。
なお、OEM版を利用中のお客様におかれましては誠に恐れ入りますが、現時点で再開目途は未定となっております。
詳細が決まり次第追ってご報告申し上げます。
》 クラブツーリズムに不正アクセス 個人情報約432万件漏えいの可能性、サイト停止 (ITmedia, 11/2)
》 当社システムへの不正なアクセスに関するご報告(最新情報) (Cuenote, 10/26更新)。「Cuenote FC メール配信サービス(一斉送信) ライブラリの脆弱性により、49システムで情報漏洩が発生 51,628,280件 (延べ件数)」など。
》 ペイクラウドHD、「アララ メッセージ」への不正アクセスで約7700万件のメールアドレスが流出 (Internet Watch, 11/2)
》 AI学習への利用拒否をrobots.txtで一括指定へ OpenAIやGoogleなどが対応表明 (ITmedia, 11/1)
》 ニコニコレンタカー、免許証画像の事前登録を廃止 保存済み画像も全削除 サイバー攻撃の増加受け (ITmedia, 11/2)
》 メモリ・SSDの値下がりはAIバブル崩壊後?そのときは価格どころではない (PC Watch, 11/2)
すでにトップ3社はいずれも大幅な投資を行なって工場の増設を開始しているが、何しろ建屋の建設からスタートしているだけに、実際にそれが稼働して生産量が本格的に増えるのは、早いものでも2027年半ば、多くは2028年後半以降となるのは致し方ない。(中略) 2028年まではどう考えても供給が逼迫することは免れないというわけだ。
》 滋賀銀行と池田泉州HD経営統合で合意 関西最大の地銀誕生へ (NHK, 10/29)。あらまあ。
株式会社滋賀銀行と株式会社池田泉州ホールディングスの 経営統合に関する基本合意について (滋賀銀行, 10/29)
滋賀銀行・池田泉州HDの“スピード統合”にありあけキャピタルの影、池田泉州株の全保有分を滋賀に売却…「地銀再編仕掛け人」の影響力が全国で強大化 (ダイヤモンド online, 10/30)
両社が「池田泉州・滋賀アライアンス」を締結したのは4月17日。経営統合の基本合意までわずか半年余りだった。過去の地銀再編では提携から基本合意まで3年以上を要した事例が多く、今回の“スピード統合”は異例といえる。
この急展開の背後で存在感を放ったのが、両社の大株主で、地銀株を中心に投資するファンドを運用するありあけキャピタルだ。
池田泉州HD・滋賀銀「合併なき再編」は最適解か メガとの競争激しく (日経, 11/2)
実務的な事情もあった。2010年に旧池田銀行と旧泉州銀行が合併して16年経てもカルチャーの違いが残っていた。池田銀行の地盤が大阪府北部で、泉州銀行が南部の違いを指して「南北問題」と呼ばれる。交渉をよく知る関係者によれば「滋賀銀との合併を持ち出すと再編に反対する勢力が行内にいた」という。
池田泉州って今だにそうなのか……。
》 ホルムズ海峡の“異変”と日本への原油輸送の状況:公開データから読む中東情勢|渡邉英徳研究室 (渡邉英徳 / note, 11/3)。マラッカ沖・オマーン湾での STS と喜望峰ルートでの輸送。 平時よりもコストがかかるし、危機が去ったわけでもない。
危機が継続する中でも,中東発・日本向けのエネルギー輸送は維持されています。そしてこの輸送ネットワークは,攻撃リスクに直面している「シャトル船」と,途絶可能性のある陸上パイプラインに依存しているのです。
全部トランプのおかげ。
》 "You Can See Everything(あなたにすべてを見せよう)" セラノス詐欺事件のエリザベス・ホームズ収監1ヶ月前に密着したドキュメンタリーでネイサン・フィールダーが虚実を越えていく (町山智浩 / note, 10/18)。話題の映画 You Can See Everything、 日本公開は決定したが時期は不明。
DKIM 署名の対象フィールドが少なすぎたために改ざんを検出できず、リプレイ攻撃 (なりすまし) を招いた話。 どうやら From: のみだった模様。
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性 (ITmedia, 2026.10.16)
ドコモメール公式アカウント (NTT ドコモ)。 既に 2 週間以上経過しているが、 当該企業はいまだに再開できていないようだ。
回避方法としては、DKIM 署名の対象フィールドを増やす。 RFC6376 Section 5.4.1 ではこのように書かれているそうで。
Common examples of fields with addresses and fields with textual content related to the body are:
- From (REQUIRED; see Section 5.4)
- Reply-To
- Subject
- Date
- To, Cc
- Resent-Date, Resent-From, Resent-To, Resent-Cc
- In-Reply-To, References
- List-Id, List-Help, List-Unsubscribe, List-Subscribe, List-Post, List-Owner, List-Archive
必須とされているのは From: だけだが他にもいろいろ加えるのが望ましいと。 また
加えて、必要に応じて、ヘッダーの不正な追加を防ぐオーバーサイニングも検討してください。とくにSubjectやContent-Typeを署名対象に含めることは、今回のようなメールの改変を伴うリプレイ攻撃に有効です。
oversigning を行うと、ヘッダの追加 (ニセ From: を追加するなど) を検出できるようになるようだ。試しに手元の OpenDKIM で OversignHeaders From を指定してみたら、 DKIM-Signature: (中略) h=From:To:Subject:Date:From; のようになった。
他に挙げられているのは:
2.外部メール配信サービスのDKIM設定を確認する
3.DMARCレポートを継続的に監視する
4.DKIM鍵の管理と署名の有効期間を適切に設定する
確かに、鍵管理はついつい忘れそうだなあ。 署名の有効期間は、OpenDKIM では SignatureTTL ですか。ドコモさんは、署名の有効期間が切れるのを待っているのかな。
あと、こんな話も:
OpenDKIMでList-Unsubscribe-Postヘッダーを署名対象ヘッダにする (qiita, 2024.04.04)
RFC 8058: Signaling One-Click Functionality for List Email Headers (IETF) で必須とされている List-Unsubscribe-Post が上記 RFC6376 の例示に含まれないので追加対応が必要だった、という話。
関連:
DKIMリプレイ攻撃とは?その防御方法 (MailData, 2023.12.07)。新しい話では全くないと。
いろいろ (2026.10.28) データ圧縮アルゴリズム Brotli
Updated PHP Windows builds for Brotli security fix (PHP, 2026.10.26)。 PHP 8.5.12-1 / 8.4.27-1 / 8.3.36-1 / 8.2.35-1 公開。 DeepL AI 訳:
Windows 版 PHP では、HTTP レスポンスの自動解凍が有効になっている場合、 cURL 拡張機能を通じて、この脆弱性のあるデコーダにアクセスされる可能性があります。 cURL ではデフォルトでこの機能は無効になっていますが、アプリケーションや HTTP クライアント ライブラリによって有効化される可能性があります。
Google: CVE-2026-111497 Buffer overflow vulnerability in the Brotli decoder CVE-2026-111497 (Microsoft, 2026.11.02 更新)。Microsoft 方面でも、いろいろ影響があるのですね。
「PHP2Shell」「Brotli」「eMudhra」の3問題、Microsoftが“今すぐパッチを” (窓の杜, 2026.11.02)
スペインの高速鉄道、なぜ国営と「民間」が同じ線路を走るのか──線路と管制は国のAdif、列車は3社が競う仕組み (SPAIN PRESS, 10/28)。「管制は国のAdif」。
スペインの高速列車衝突、運転士と管制の交信音声が浮上 直前のやり取りが明らかに (BBC, 10/30)。公式発表ではなく「流出」。
事故が起きた区間では、コンピューターの不具合で自動信号システムに問題が発生していたと報告されている。このため、走行していたすべての列車に一時停止が命じられていた。
しかし、レンフェの列車に対して「誤って」走行の指示が出されたと、スペインのオスカル・プエンテ運輸相は明らかにした。
スペインのプエンテ運輸相は28日、コンピューターの不具合と人為的ミスが原因との見方を示した。システム不具合の対応に当たる、マドリードにある24時間体制の管制センターが、速度を制限せずに列車の運行を再開させるという「不可解な」判断をしたと説明した。
「不可解」なのではなく、システム障害頻発のため手動対応が日常化していたのではないのか?
「一人のミスで説明できず」 相次ぐスペイン鉄道事故の構造的問題 (朝日, 10/30)
スペイン高速鉄道事故、前方に列車停止中でも青信号点灯 運輸相 (日経, 10/31)
スペイン高速列車事故 安全管理システムの障害 今年に入って170件 69人死亡・約200人負傷 (TBS, 10/31)
スペイン高速鉄道事故 日本人1人の死亡確認 地元当局が発表 (NHK, 11/2)
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