Windows 2000 メモ

Last modified: Wed Dec 26 12:56:44 2001 +0900 (JST)


 Windows 2000 についてのメモです。 まちがいが書いてあったらおしえてください。


Q. MRTG で Windows 用の SNMP 経由で CPU 負荷やメモリ利用状況を観察したいのですが?

http://www.wtcs.org/snmp4tpc/ にさまざまな情報がある。ただし、SNMPW2K はうまく動かないので SNMP4NT を使う必要あり。 また JP267831: パフォーマンスカウンタをロードするときにイベント ID 2003 の警告メッセージがログに記録される 問題が発生する場合がある。

http://snmpboy.rte.microsoft.com/ にも情報がある。JWNTUG [admins-ml:18657] にインストール記録。

Q. プリンタ設定の「標準 TCP/IP ポート」と「LPR ポート」はどう違うのですか?

ポートモニタとして「標準 TCP/IP ポートモニタ」と「LPR ポートモニタ」のどちらを使うか、の違いです。 「Windows 2000 Professional リソースキット 上」p.674 によれば、 標準 TCP/IP ポートモニタ (SPM) は

2 つの点で LPR 規格を逸脱しています。 まず、ソース TCP ポートがポート 721 からポート 731 の間になければならないという、RFC 1179 の条件を満たしていません。 SPM は一般の予約されていないポートプール (ポート 1024 以上) のポートを使用します。次に、LPR 規格は、印刷ジョブにポートモニタが送信するジョブのサイズ情報が含まれていなければならないと定めています。印刷ジョブをジョブのサイズ情報と共に送信するためには、サイズを特定する際と、スプーラにジョブを送信する際の 2 回に渡って、ポートモニタがジョブをスプーリングしなければなりません。ジョブのスプーリングを 1 回に絞れば、印刷のパフォーマンスが改善することから、SPM はジョブのサイズを特定せずにジョブをスプーラに送信し、ジョブが実際にどのようなサイズであっても、ジョブをデフォルトの大きさで申告します。

上記の仕様逸脱が問題となる場合は LPR ポートモニタを使用する必要があります。 実際に、いくつかの lpr 対応プリンタでは SPM ではなく LPR ポートモニタを使用する必要があります。 詳細については、プリンタベンダー各社からの情報を入手して確認してください。

なお、LPR ポートモニタを使用する場合は、あらかじめ「UNIX 用印刷サービス」をインストールしておく必要があります。

Q. NTP はありませんか?

標準で SNTP クライアント/サーバ機能があります。

net time /setsntp:SNTPServerName
net start W32Time

として Windows Time サービスを動かすと同期してくれます。 NTPでドメイン全体のマシンの時刻を合わせるも参照。

あと、ntp 4.x も標準で Windows NT/2000 をサポートしています。Visual C++ 6.0 があれば build できます。

Q. .reg ファイルが読めないんですが

.reg ファイルが UTF-8 (だったかな) で書かれるようになったそうです。 書き出し時に「Win9x/NT4 レジストリ ファイル (REGEDIT4)」にすると SJIS で書いてくれるようです。 また、コマンドラインで type file.reg > file1.reg とかしても変換できます。

Q. tar アーカイブが開けません
Windows 2000 は pax を標準装備しています。 これを使ってください。 統合アーカイバ・プロジェクトのツール類や、 cygwin をインストールするとかいうテもあります。

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