Last modified: Wed Apr 9 17:01:14 2003 +0900 (JST)
学外へのメール配送は、Firewall が存在する関係上、 何らかの中継サーバを経由する必要があります。 RINS においては、中継サーバとして smtpgate.st.ryukoku.ac.jp を設置、 運営しています。
研究室でのメール配送の方針は、以下のように考えることができます。
研究室代表のメールサーバを立ち上げる。 研究室外部とのやりとりは、すべてこの代表サーバ経由で行う。 代表サーバの役割は次のとおり:
このとき、外部に通知する電子メールアドレスは「foo@代表メールサーバドメイン名」のようになる。
研究室の代表メールサーバ以外の他のホストは、 メールを受信する際、1. で立ち上げた代表メールサーバ経由で受信することにする。 方法はいくつかある。
メールサーバの受信メールスプール領域を NFS マウントする。ただし推奨できない。 参照: http://www.jp.qmail.org/mta/spool.html
POP3 プロトコルを用いて受信する。 Windows 95/NT 4.0, MacOS で動作するメールソフトでは、これが一般的である。 UNIX 用の多くのメールソフトも POP3 に対応している。
ただし POP3 のパスワードが、ネットワークを通じて漏曳する危険がある。 APOP プロトコルであれば問題ない。
もし、使用しているホストが決まっているなら、 ホームディレクトリに .forward を作成してフォワードする。
最も安全と考えられるが、そのホストにメールサーバ機能が必要となる。
UNIX であれば問題ない。
ホームディレクトリを NFS マウントしている場合は、maildir 形式による 各 user の home directory へのメールの配送 を推奨します。(ただし、このことから生じる問題については責任を否認します)
研究室の代表メールサーバ以外の他のホストのメールを送信先として、 以下のように設定する。
UNIX であれば、自分の sendmail で送信する。 ryukoku.ac.jp サブドメインならば、直接そのメールサーバへ。 学外なら smtpgate.st.ryukoku.ac.jp へ。
もちろん、研究室代表メールサーバに送信するようにしてもいい。
Windows 95/NT 4.0 や MacOS のメールソフトでは、通常は、 SMTP サーバとして研究室代表メールサーバを指定する。