科学技術用計算機システム RSIPS


RSIPS とは……

科学技術用計算機システム RSIPS (Ryukoku ScIentific Processing System) は、 理工学部・理工学研究科における 研究用計算機の中心的な位置づけとして、 教員の研究利用と、学部卒業研究・大学院研究のために、 学内 LAN に接続されています。 理工学部内で各研究室や実験室からの共有利用を行なっている、 スーパーコンピュータ級の高速計算機を設置しています。

平成 6 年 10 月に、理工学部共通の科学技術計算用高速計算機として、 創設当初導入されていた科学技術用大型汎用計算機 (IBM3090-20J) にかわってコンパクトな並列計算機 (IBM9076-SP2) が導入されました。

SP2 は、MPU とメモリ、ディスクなどを 一個のユニットとした 14 個のユニット (ノード) が高速な専用バスに接続された状態で構成されています。 個々のユニットはそれぞれ一台の高速ワークステーションに相当し、 並列処理プログラムに対しては、 いわゆるスーパーコンピュータに匹敵する能力を発揮します。

そしてこの並列プログラムを開発するため、 同じアーキテクチャのワークステーションも提供されています。 個々のユーザはこれらのいわゆる「フロントエンド」マシン上で プログラムを開発し、 そのプログラムを並列コンピュータ上で実行することによって、 より効率的な利用が図れるように構成されています。


システム構成図

システム構成図


機器構成

■ POWER 並列サーバー [POWER Parallel Server] : IBM9076 SP2

■ POWER クラスター [POWER Cluster] : IBM7013-570 3 台

並列サーバーのフロントエンドマシン。


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