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特に重要なセキュリティ欠陥・ウイルス情報

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2012年9月の日記

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2012/09/24(月) Mac OS X 10.8.2 / 10.7.5 および セキュリティアップデート 2012-004 公開

Mac

Apple から、Mac OS X Mountain Lion v10.8.2、Mac OS X Lion v10.7.5、および Mac OS X 10.6.8 用のセキュリティアップデート 2012-004 が公開されています。34 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

Mac OS X 利用者はソフトウェアアップデートなどを利用して適用してください。

なお、Mac OS X 10.5 はもはや維持されていません。Mac OS X 10.6 以降にアップグレードしてください。

関連キーワード: Mac OS X

2012/09/24(月) Safari 6.0.1 公開

Mac

Mac OS X Lion (10.7) および Mac OS X Mountain Lion (10.8) 用の Safari 6.0.1 が公開されています。61 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

利用者はソフトウェアアップデート を使って更新してください。

Mac OS X Snow Leopard (10.6) 用の Safari の更新は用意されていません。Firefox や Google Chrome、Opera など代替ブラウザの利用を推奨します。

Windows 用の Safari の更新は用意されていません。アンインストールしてください。

関連キーワード: Safari

2012/09/24(月) iOS 6 公開、197 件のセキュリティ欠陥を修正

iOS 6 が公開されています。197 件のセキュリティ欠陥が修正されています。

iTunes を使って、あるいは単体でアップデートを適用してください。方法については以下を参照してください。

なお、iOS 6 にアップグレードすると、地図アプリの品質が異常に劣化することが知られています。iOS 6 で Google マップを使用する方法については、例えば以下を参照してください。

また、Facebook との統合機能を使用すると、LINE の「お友達」が増えるという現象も発生しているようです。利用者はご注意ください。

関連キーワード: iPhone, iPod touch, iPad, iOS

2012/09/21(金) VirusScan Enterprise 8.8 patch 2 登場

Windows

龍大標準のアンチウイルスソフト VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 の最新 patch である patch 2 が登場しています。Windows 8 に対応している他、多くの不具合が修正されています。

VSE 8.8 利用者は patch 2 を適用してください。

なお、

  • VSE 8.0 および 8.5i のサポートは終了しています。8.5i 以前を利用してる場合は 8.8 または 8.7i に更新してください。
  • VSE 8.8 patch 2 は Windows Server 2012 には対応していません。patch 3 で対応される予定です。

関連キーワード: VirusScan Enterprise

2012.09.30 追記

VirusScan Enterprise 8.8 Patch 2 Known Issues (マカフィー)。VSE 8.8 patch 2 の不具合情報です。

2012.12.03 追記

VSE 8.8 patch 2 の Windows Server 2012 への対応が確認されました。ただし Windows 8 と同様に暫定的な対応であり、完全対応は VSE 8.8 patch 3 によって実施されます。詳細は KB74593KB51111 を参照してください。

2012.12.05 追記

VSE 8.8 Patch 2 Hotfix 778101 が公開されています。Windows 7 でブルー画面になることがある不具合などが修正されています。VSE 8.8 patch 2 をご利用の方は Hotfix 778101 を適用してください。Hotfix 778101 の詳細やダウンロードについては KB76727 を参照してください。

2013.02.15 追記

VSE 8.8 Patch 2 Hotfix 805660 が公開されています。ローカルユーザーの権限上昇を許すセキュリティ欠陥が修正されています。

2012/09/18(火) Internet Explorer に未修正の欠陥、既にウイルスに悪用されている

Windows

Internet Explorer 6、7、8、9 に未修正の欠陥があり、既にウイルスに悪用されていることが明らかとなりました。Internet Explorer を使って攻略 Web ページを閲覧すると、自動的にウイルスが実行されてしまいます。

更新プログラムは現在開発中です。いくつかの回避方法があります。

  • Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を使用する。
  • Internet Explorer のかわりに、FirefoxChromeOpera などの代替ブラウザを使用する。

回避方法は併用されることを推奨します。つまり、EMET をインストール・設定した上で、普段の Web 閲覧には代替ブラウザを使用します。どうしても Internet Explorer を必要とするサイトのみ、Internet Explorer で閲覧します。

今回の欠陥は重大なうえ、既にウイルスに悪用されています。早急な対応をお願いします。

2012.09.19 追記

EMET をインストールすると、次の場所にユーザーズガイドが保存されています。

  • 32-bit OS: C:\Program Files\EMET\EMET User's Guide.pdf
  • 64-bit OS: C:\Program Files (x86)\EMET\EMET User's Guide.pdf

ユーザーズガイドの 13 ページに防護プロファイルを使った設定方法が記載されています。

EMET には 3 種類の防護プロファイルが添付されています。C:\Program Files\EMET\Deployment\Protection Profiles に保存されています。

  • Internet Explorer.xml: Internet Explorer だけを防護する設定です。
  • Office Software.xml: Internet Explorer に加え、Microsoft Office と Adobe Reader / Acrobat を防護する設定です。
  • All.xml: 上記に加え、一般的なアプリケーションを防護する設定です。

これらは次のように使います。

  1. [スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] - [Enhanced Mitigation Experience Toolkit] – [EMET 3.0] をクリックします。
    UAC のポップアップが出たら [Yes] をクリックします。EMET の GUI 画面が表示されます。
  2. EMET GUI 画面の [Configure Apps] をクリックします。Application Configuration 画面が表示されます。
    [File] メニューの [Import...] をクリックし、上記した防護プロファイルのいずれかを選びます。
  3. インポートした設定が Application Configuration 画面に表示されますので、ご確認ください。[OK] をクリックして Application Configuration 画面を閉じます。

設定後、指定したアプリケーションを再起動する必要があります。

2012.09.24 追記

更新プログラムが公開されました。

Microsoft UpdateMicrosoft Windows Software Update Services などを利用して更新プログラムをインストールしてください。「毎月第 2 火曜日 (米国時間) は Windows Update の日」に更新方法に関する情報をまとめてあります。また、自動更新を利用する場合は「自動更新について」を参照してください。再起動を促された場合には、再起動してください。

なお、EMET をインストール・設定した方は、更新プログラム適用後もそのまま続けてご利用ください。